怖い話2 甥っ子

施術中は世間話をいっぱいします。
記憶が定かではないですが、これも前回のSさんから聞いた話だったかも知れない。「実はもう一つ似たような経験があって・・・」みたいなトーンで話を聞いた気がする。

話はこんな感じ。
Sさんが結婚して旦那さんの実家に住む事になり、2階の部屋に住む事になった。その実家には小学生の甥っ子が学校帰りに寄っていたらしく、2階の自分たちの部屋にも頻繁に来ていた。鍵っ子だったのでしょうか?

甥っ子が部屋に来る時には、階段を「トントントントン」と軽快に昇って来る足音が聞こえるのですぐ分かったらしい。

そしてある日、いつものように「トントントントン」と足音が聞こえて来たので、甥っ子が来たのか?と思った。しかしドアの前まで足音が来たのに、ドアが開かない。

「あれ?」と思いドアを開けたら誰もいなかった。「いたずらでどこかに隠れたのか?」とか多分思ったのでしょうが、僕の記憶が定かではない。

ただ、やはり甥っ子はこの時点で何かしらが原因ですでに急死していたそうです。

「部屋に来れる状態ではなかったのに足音だけはいつもと同じように聞こえた。不思議だった」…と言っていました。

カイロプラクティックHANDS-ON 西日暮里院